顔料インクジェットプリントタオル

目次

顔料インクジェットプリントタオルの特徴

インクジェットプリントタオルはフルカラーで写真等のプリントも可能なタオルとなります。版代不要ですので少ない枚数の場合でもコストを抑えられます。顔料インクジェットプリントは通常シャーリング生地、高密度シャーリング生地、ガーゼ状生地からお選びいただけます。

顔料と染料の違い

• 顔料のほうが費用が安く作成できます
• 少ない注文の場合の小口料も顔料のほうがやすくなります。
• 希望する印刷精度によって生地の選択肢があります
• 顔料はプリント面が若干固くなりますので、白地ベースのデザインがおすすめです。
• 濃色は若干くすみますので、濃色でベタのデザインの場合には染料がおすすめです。

顔料インクジェットプリントタオル

顔料インクジェットプリントタオルのデザイン

タオル端部まで全面に印刷可能。色数や色味にも制限はありません。写真等のプリントも可能です。

デザイン線の太さ

顔料インクジェットで印刷できる線の太さはシャーリングタオルで2mm以上、あろん、高密度シャーリングタオルで1mm以上となります。

上記より細い線に関してはかすれ等、うまくプリントができない場合が御座います。はっきりと視認したいデザインの場合にはなるべく細い部分も上記以上の太さとして下さい。

写真に関しては概ねデザイン通りにプリントできますが、紙等にプリントするのと比較して細部はぼやけますのでご了承下さい。文字等を重ねる場合には白地にデザインするよりぼやけますので、なるべく太い線（上記の倍程度）を使用下さい。

色味

色味についてはPantoneやDicでのご指定が頂けません。データ通りとなり、細かい色調整ができません。ご了承ください。下記にデータと仕上りの比較を掲載しておりますのでご参考にして下さい。

サンプルご依頼頂ける場合には濃淡の2パターンを製作し確認をして頂きます。

シャーリング生地への顔料インクジェットプリントの場合には、濃色はどうしても色味がくすみます。白地にベタでないデザインの場合には目立ちませんが、全面に濃色でのプリントの場合には強くくすみがでます。あろん生地、高密度シャーリング生地を使用しすると若干は緩和されますが、若干はくすみます。濃色でベタプリントをする場合には、染料インクジェットタオルをご検討下さい。

デザインについての注意点

タオルへのプリントですので、紙へのプリントのように精細にはプリントできません。紙へのプリントと比較して若干ぼやけることをご了承下さい。あろん生地（ガーゼ生地）＞＝高密度シャーリング生地＞＞通常シャーリング生地で若干は解消されます。より高精細なプリントをご希望の場合には染料インクジェットもしくは昇華転写プリントをご検討下さい。

端部へかかるデザインの場合には生地段差等でその部分にゆがみがでたり、若干の濃淡がでます。ご了承ください。

顔料インクジェットタオルその他概要

数・ロット

数量に制限は御座いません。少ない枚数のご注文の場合には送料・小口料が別途かかりますのでご了承ください。

版代

版代は必要ありません。

使用する生地

パイル部をカットしたシャーリング加工の生地と細かいプリントに対応した表面をガーゼ状に織り上げた「あろん」生地が御座います。また、高密度に織り上げた厚手の、プリント精度や発色のよい高密度シャーリングタオルも御座います。サイズ等は各ページの規格をご確認下さい。

サンプル

サンプルが必要な場合にはサンプル料金として送料込みで4,000円+税（バスタオルは6,000円,大判バスタオルで8,000円）を頂戴致します。サンプルの数量は濃淡の各1枚となります。急ぎの場合にはサンプルアップ時に写真にて確認頂くことも可能です。サンプル納期は約1週間程度となります。

量産納期

ご注文、校了後約7～15日程度（とりかかり後日産100枚程度）かかります。サンプルが必要な場合には左記以外に約7～10日程度お時間を頂きます。

ネームについて

タオルの裏面にご希望に応じて「今治のタオル」のネームを取り付けることも可能です。追加料金は価格表の単価に+25円となります。その他、支給ネーム等の取付等も対応させて頂きます。（支給ネーム取付+3円）

顔料インクジェットプリントの場合、ネームは取り付けてからのプリント工程となりますのでご注文時に支給下さい。

「今治のタオル」のネームは「今治タオル」ネームとは違い、今治で生産されたタオルにつけられるものです。「今治タオル」のネームを取り付ける場合には検査機関に申請と検査が必要となり、2～3ヶ月の申請期間と3～4万円程度の費用がかかります。

ベタのデザインや写真等の細かいデザインの場合には高密度生地の使用をおすすめしております。

高密度の生地を使用することで、色味や細かい部分の再現性が高くなります。発色性・吸水性を優先する場合には染料を使用、デザイン精度を優先する場合には顔料をおすすめします。